美肌を守るバリヤ機能とは・・・

 

いつまでも美肌を保ち続けたいと願い、日々のスキンケアには多くの時間とお金を費やして人一倍の努力をしている女性は大勢いらっしゃいます。

そんな彼女たちは、肌に対して、とても敏感でデリケートなイメージを持っているのではないでしょうか。

実際に、肌は敏感でデリケートになりやすい傾向にありますが、それでも、しっかりとした免疫機能を持って守られています。

その機能は肌のバリヤ機能と呼ばれています。

それでは、このバリヤ機能は、どのような働きを担っているのでしょうか。

基本的にバリヤ機能は、肌の水分量を維持して乾燥を防いだり、外部からの刺激や異物などの浸入を防ぐ働きをしています。

このような働きを担っているバリヤ機能は、肌内部の表面にある表皮という部分の一番うえに位置する角質層の中に存在しています。

この角質層は、わずか0.02mmほどの薄い膜ですが、その中に、約20層の細胞がレンガ状に積み重なり、その隙間を角質細胞間脂質のセラミドという保湿成分がびっしりと埋めてバリヤ機能を形成しています。

こうした細胞とセラミドがぴったりと密着して強力な壁を作る構造によって、肌内部の水分量を維持し、肌内部に外部からの刺激や異物が入り込むのを防いでいるわけです。

そして、このバリヤ機能は、肌内部に保湿成分のセラミドが十分に存在し、また、日々のスキンケアで適切に肌の保湿が保たれていればしっかりと機能するようになっています。

ですが、このバリヤ機能に重要なセラミドは年齢を重ねるとともに老化の影響で、その生成量は徐々に減少していきます。

若い頃は乾燥とは無縁だったけれども、40歳を過ぎた頃から、乾燥しがちになった・・・という女性は、老化によって肌内部のセラミドが減少しているためです。

また、寝不足が続いたり、栄養が偏った食生活などの乱れた生活習慣や、紫外線、ストレス、間違ったスキンケアなどからも、セラミドを減少させる要因になるので十分に注意して下さい。

このようなことから、肌内部のセラミドが不足すると、バリヤ機能が正常に働かなくなるので、水分を維持できなくなって乾燥肌になり、また、外部からの刺激や異物が入りやすくなります。

その結果、乾燥肌が原因でニキビや吹き出物が発生するようになり、さらに、衣類や髪の毛がちょっと触れただけでピリッとしたり、化粧水をつけると赤くなったり、かゆくなったりする敏感肌を招くことになります。

このように、バリヤ機能が崩れて敏感でデリケートになってしまった肌を改善するには、不足しているセラミドを与えてあげることが必要です。

日々のスキンケアとしては、セラミドを含んだ美容液でしっかりと保湿することが大切になります。